つきのくさぐさ



地上の霜(李白『靜夜思』)

全国的に寒波がやってきて、凍える日本列島です。
(関東ではさほどには感じませんが、吹雪いている九州の映像を見たとき実感しました)
今朝も空は晴れていましたが、土の部分には霜が降りていましたね。
思わず靴でさくさく踏みに行ったとき、
「今日はこの詩をUPしよう」と決めました(注:表向きの理由)。

牀前看月光  (牀前 月光を看る) 【しょうぜんげっこうをみる】
疑是地上霜  (疑ふらくは是れ地上の霜かと) 【うたがふらくはこれちじょうのしもかと】
擧頭望山月  (頭を擧げて山月を望み) 【こうべをあげてさんげつをのぞみ】
低頭思故郷  (頭を低れて故郷を思ふ) 【こうべをたれてこきょうをおもふ】

李白の漢詩の中で、おそらく一番有名です。
高校の教科書にも載っていましたし、
「牀」が寝台であることさえ分かれば、口語訳もいらないくらい分かりやすいです。

寝床の中から月の光を感じることができたり、
頭を上げるだけで窓からお月さまと出逢えたり、
・・・は今のところ、私には難しいのですが、
「故郷を思ふ」気持ちは、昔より身に沁みて感じるようになりました。
あとはこの『靜夜思』を実践できる住環境が揃えば完璧です。
どなたか提供していただけませんか?(笑)。

今回は『節分寒波』だとか。みなさまお風邪にはお気をつけてお過ごし下さい!

2/2追記:
gonさまのこのレポート(昨年10月28日現在)によれば、
gonさま邸は『静夜思』の要件を満たしているようでございます。
訪ないし月

そして、『静夜思』を取り上げておられたのはこちらが先です!
seagull_bladeさまの月下独酌。(李白)
なんと昨年8月30日、Blue Moonのときです。
思わず時間が経ちすぎてしまいまして申し訳ありませんでした。





この『静夜思』、variousmoonがもっとも愛する漢詩です。
当然、Blog立ち上げ当初から、記事にする予定ではありました。
しかし、
1.寒くて寒くてとにかく寒い日(特に「寒中」)
2.晴れの日
3.満月かそれに近い日(霜と見紛うような月光が期待できるように)
の条件を満たす日がなかなかなく、
気が付けば今日はもう2月ではございませんか!!
今回、1,2は満たしたので(自分内基準)、
下弦に近い現状には目をつぶってUPいたしました。

一瞬「来年回し」というのも頭をかすめたのですが、強行突破です。
来年には来年の素材が尽きせず存在することでしょうから(笑)。
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by variousmoon | 2005-02-01 23:59 | 「文」の月
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