つきのくさぐさ



月草に衣は摺らむ朝露に濡れての後はうつろひぬとも(万葉集巻7-1351)

a0010194_2258588.jpg


いつも通らない道を通って、駅に行きました。
道端に露草が咲いているのを見つけました。
たぶん今年から咲いたわけではないのでしょうが、
去年は気付いておりませんでした。

露草は、古名を「つきくさ」と申します。
摺るとこの花びらのような、きれいな青い色がつくため
花の絞り汁は、昔から染料とされていました。
そのため名前も、色が「着く」草、が語源とされてはいますが、
万葉の昔から「月草」と表記していたようです。

ただ、この月草の染物は、水に弱くすぐに色が落ちてしまいます。
なので、表記の和歌のごとく、
「はかないもの・移ろいゆくもの」のたとえとして、
また、その発展形として、
「恋における心変わり」の象徴とされていたりしておりました。

露草自体は、とても小さくて愛らしい花で、
いつまで見ていても飽きない清々しい姿であります。
さらに、お月さまの名を持つ花であってみれば、
「心変わり」だなんて、なんて失礼な、と
露草の代わりに弁護してあげたいぐらいです。
ただいつまでも見ていると、私が遅刻しますが・・・(笑)。

露草についてもっと知りたい方は、こちらを。

【写真】 2005年9月2日 7:57撮影
花が小さいせいか、なかなかピントが合わず、
これも実はボケボケ写真です。申し訳ありません。
[PR]
by variousmoon | 2005-09-02 23:41 | いろいろな月
<< いよいよお月見の月です。 大変遅くなりましたが・・・満月ポン! >>


月を語ろう。月と語ろう。月と遊ぼう。月を遊ぼう♪ from 甲申年 閏二月朔日
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
十三夜(後の月)
from Feeling...感じるままに
中秋の名月と兎のお月見団..
from Feeling...感じるままに
中秋の名月
from 季節を感じて
ぼんやり十三夜
from つきのくさぐさ
TB企画“十三夜の宴・2..
from つきのくさぐさ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧