昨日が下弦の月でした。
そろそろまたお姿が細くなってくるころですね。
月の出も遅くなったため帰り道にお逢いすることもかなわず、
夜の冷え込みとあいまって、少し淋しさを感じる今日この頃です。
次の記事を何にしようと悩みつつ、feel the moonを聴きながら・・・
ふと、中国つながりで、いつか訪れたいこの場所をご紹介することにいたしました。
月牙泉は、敦煌市の郊外6キロ、鳴沙山の麓にあります。
「月牙」は中国語で三日月のこと、その名の通り三日月形の湖です。
またご覧の通り、砂漠の中に忽然と湧く泉でもあり、
ここ3000年も水が絶えたことがないのだとか・・・。
昔から、神仙の住まう場所としてあがめられたと言うことですが、
涸れることのない砂漠のオアシス・・・さもありなん、といった感じです。
ここには10年以上前から、目を付けておりました。
昔から仏教文化やシルクロードには興味があるので
敦煌には行きたかったのですが・・・。
『月牙泉』・・・もうその響きだけでvariousmoon、ときめいてしまいますので(笑)。
ただ近年、国土の砂漠化の影響か、はたまた温暖化のせいか、
湖の面積が急速に縮小しているらしく、心配しております。
現在の大きさは、長さ240m幅38m水深2mらしいですが、
昔はこの5倍はあったそうです。
3000年も続く神秘、是非消滅しないでいて欲しいものですね。
せめて、ちょっとだけでも行った気分にひたりましょう、ということで・・・
中国政府の観光案内から、拾って参りました。
鳴沙山、月牙泉風景名勝区
(・・・中国語は全然分かりませんが、さすが漢字文化圏、
なんとなく言わんとすることはわかりますよ)