こんばんは。
10月31日(月)、
新宿御苑 森の薪能に行ってまいりました。
去年、雨のため中止になった第20回記念大会と、
演者・演目ともまったく同じでして、まさに去年のリベンジでございます。
(ちなみに去年の記事はこちら↓)
天つ少女(あまつおとめ)は月のお生まれ(謡曲『羽衣』)
初番の『翁』からしてすばらしく、
(多分、野村萬斎ファンなら、なおさら楽しめたのでは?)
狂言もおめでたくてよかったですが、
やはりvariousmoonとしては、お目当ては『羽衣』で、
そしてそれは期待以上の素晴らしさでありました!!
完全に屋外の舞台ですので、
周囲の樹々のざわめきが通奏低音に、
そして、ぐっと落とした照明は、篝火をいっそう映えさせ、
ひそやかに天女登場です。
一歩動くたびに影が揺れますし、
袖を返すしぐさも、能楽堂では見られない臨場感がありました。
(もともと『羽衣』の舞台設定は浜辺です)
なにより、かぶっていた天冠(まさに天女の象徴として使われます。
金色の小さな飾りがたくさん連ねられている立派な冠です)が
風によってきらきらと光を弾くのです。
そしてその光が、天女の表情(面ですが)に陰影を添えます。
普段、舞うときに揺れる風情とはまた全然違い、
ほんとうにえも言われぬ神々しさ・・・というか、
まさに「天女降臨」といったありさまでございました。
最後、白い衣をひるがえして幕の内に入る→月世界に帰るまで、
その美しさは私をとらえて離さなかったのでありました・・・。
能をご覧になったことがない方で、
東京近辺在住であれば、この森の薪能、入門篇としてもぜひおすすめです。
ただし、寒がりの方は、要注意!
10月の夜の新宿御苑はかなり冷え込みました。
コート着てカイロ持って毛布掛けて・・・の重装備でしたから。
こちらの姿はあまり風雅ではございませんが、ご容赦を(苦笑)