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つきのくさぐさ



月の欠片(ブルームーンストーン)

月の欠片(ブルームーンストーン)_a0010194_11918.jpg
本格的に梅雨に入ってしまいましたね。
垂れ込めた雨雲を超えて、空の高みには変わらず月はあるとはいえ
しばらくお月さまに逢えないのは、大変残念なことです。

仕方がないので、月の欠片を眺めて無聊をなぐさめることにしました。
といっても、もちろん本物の月の欠片ではなく、
ブルーム-ンストーンの裸石です。
左側に写っているのが私の指なので、3cm四方ぐらいの石ですね。
ムーンストーン自体、乳白色のやさしい輝きを放つのですが、
特にブルームーンストーンは、光の加減で青みを帯びるもののことを言います。
角度が合えば、内側からほわっと青い光が湧き起こるように見えます。
(苦心して写真を撮ったのですが、なかなか青の輝きが綺麗に出ませんでした・・・)
私の持っているのはきわめて安物(骨董市で露天商から買いました)ですが、
とりあえず写真よりは100倍美しく、眺めるだけで時を忘れます。

ムーンストーンは、特にインドで『月の宿る聖なる石』とされたそうです。
また、月の光が閉じ込められた石とも言われたとか。
この説明は、通常の乳白色のムーンストーンについてですので、
ブルームーンストーンは、さながら月が照らす夜の
闇の色を閉じ込めたことになるのでしょうか?
(闇色にしては、少し明るすぎる青ですが・・・)
とりあえず、青空の色とも海の色とも違いますし、少しメタリックでさえあります。
只今、この色を再現するデジカメ技術の不足と
この色を形容するボキャブラリー不足を痛感しているところです。

ちなみに、ムーンストーンは6月の誕生石です。
もう1つの6月の誕生石である真珠も、
月の涙が海に落ちて凝ったものだという伝承があります。
月の囚人約1名・・・6月生まれでよかったです(笑)。
by variousmoon | 2004-06-09 01:20 | いろいろな月
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月を語ろう。月と語ろう。月と遊ぼう。月を遊ぼう♪ from 甲申年 閏二月朔日

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